木枯らしの中で・・・

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漫画論、国際交流、思い出、それにくだらない話からオカルトまで、様々な「気づき」を綴っていきます
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佐佐木の出身地の京都は
空っ風ではなく身を切るような木枯らしが吹く。


東京でも今頃になると
体の芯から冷める風が吹く。




体が覚えてる記憶・・・






昔、小学6年生くらいだったか

一人、自転車に乗り
街を横切り、滔々と流れる宇治川の河川に赴いた。






自転車は当時はやった5段変速のサイクリング車。
サドルの後ろのバッグに急なパンクなどに対処すべく
様々な工具に非常食糧のクラッカー、
ナイフに手帳にマッチに
そして、夜をさえぎる為の蠟燭・・・



少年が想像の限り,
冒険に必要なアイテムを
詰め込み、自転車に乗って世界の果てまで
旅立てると信じていたあの頃。




木枯らしに揺れる枯れた葦、
高いビルなど無く空はどこまでも高く広かった・・



聞こえてくるのは風の音だけ。



人影もない夕暮れ前の河川の道を
ひたすらまっすぐ走り続けた。



汗が心地よく

目の前の太陽は
見る間に赤く、そして大きくなっていく・・



心に母の顔と温かい夕飯の記憶がよぎる。



しかし、少年は
また、ペダルに力を入れ
赤い太陽の向こうを目指して
ひたすら自転車をこぎ続ける。









あれからどれくらいの時間が経ったのか・・





気がつくと僕は
まだ、あの頃と同じく
赤く、大きな太陽の向こう側を目指して
懸命にペダルをこいでいるようだ・・






自分の影がいくら長くなっても
心の底から湧きあがる笑顔は抑えられはしない。




河川の道は果てしなく続き
遠く鉄橋に走る汽笛の音が冷たい風を
引き裂き静寂を破っても




少年は自転車をこぎ続ける。




遠い今と昔の記憶・・
snap_gekiuchi_200912013440.jpg

 

 


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この記事へのコメント
あつし冒険記の序章ですね(^^)

ここから小説より奇な人生の物語が続くワケですな♪

なんか良い感じで、もっともっと続きが聞きたいよ~www
2009/12/07(月) 07:47 | URL | 神龍 #-[ 編集]
今思うと、

ワシら子供のあの頃って、そういうサイクリングというか

チャリの冒険流行ってたよなあ・・・
2009/12/07(月) 09:36 | URL | シュン #-[ 編集]
消えてなくなればよかったのにぃ~www
2009/12/07(月) 09:57 | URL | kanpu~ #jL5rdl4o[ 編集]
5段変速の自転車懐かしい。
私は身体が小さく過ぎて乗れなかったのですが
みんな乗ってましたねぇ。

ちょっとノスタルジックな気持ちになりました。
2009/12/07(月) 10:24 | URL | k65.y #-[ 編集]
神龍様>
突然ああいった文章とか描きたくなっちゃうんだよね(/ω\)
今度は初恋編でも描くか(爆)
2009/12/07(月) 11:23 | URL | 佐佐木あつし #-[ 編集]
シュン様>
そーそー、
良くつるんで行ったりしたよなぁー(笑)
あの宇治川の河川は俺らの原風景やもんな!
2009/12/07(月) 11:24 | URL | 佐佐木あつし #-[ 編集]
kanpu~様>
ああ、そうか、その時間は
君は新聞配達でああいった思い出は無いもんなぁ・・
あはは、スマンスマン(≧▽≦)
2009/12/07(月) 11:26 | URL | 佐佐木あつし #-[ 編集]
k65.y様>
ノスタルジーにひたれる
何かって大事なものですよね。

あの河川は僕の原風景です。
2009/12/07(月) 11:29 | URL | 佐佐木あつし #-[ 編集]
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