スクリーントーン今昔

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漫画家になって20数年・・


デビューしたての頃は貧乏で
なかなか、スクリーントーン
(薄いフィルム状の弱粘性シールで様々な模様が印刷してある 漫画製作の必需品)
が、買えず、それを使う時はそれはそれは大事に使っていたものだ。




当時は一枚、ICで800円、レトラセットで1200円くらいした高級品だった。
(IC,レトラセットともにスクリーントーンのメーカー名)




しかもその頃の種類はそんなに多くなく、

点描トーンの出現は業界でも大ニュースだった。
(昔、点描はアシスタント作業で最も過酷であり、
3日ぶっ続けでやった何処かのアシさんが発狂したとかしなかったなどという
業界神話まで生まれた事もあった)




しかし、いくらトーンの種類が少ないと言っても
やはりそれなりに種類もあって(どっちやねん(●∀●;)

その頃のアシスタントや作家は
そのトーンの種類を100種類以上は
ソラで覚えており、
どの作家の原稿の指定もすべて番号でで指定されていたから、
トーン番号を覚えてないとまったく仕事にならなかったのだ・・








しかし、近頃はそれがいいのか悪いのか





スクリーントーンの種類は膨大な数にのぼり

もはや人間の記憶だけではとても覚えきれない量となった。









で・・・



じゃあ、佐佐木の場合どうやって
アシスタントさんに指定するかというと、




最初の頃は
単語帳みたいな小さいヤツに
それぞれトーンをはった同じものを
アシスタントさんなどに作ってもらって
対処していたのだが
次第にそれもいつしか追いつかなくなって・・



そのうち開き直ったかのように・・






「ごおおおおおおおっ!って感じ」とか
「不安げで暗っぽい感じ」とか
「すげーかっこいーって感じ」







などという訳のわからない指定が入ってる。






下手をすると






「なんか」
「てきとー」






などという指定まである。




この指定に確実に答えてくれる
うちのアシさん達はある意味「神」かも知れない・・






意思の疎通とは
理屈を超えた所にあるのである。




100110_1838~01

 

 

 

 


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この記事へのコメント
これこそが俗にいう「ツーカーの仲」というものでしょうか(^ω^)
アシスタントの皆様との信頼関係の深さがうかがえますね(^_^)v
2010/01/10(日) 21:51 | URL | 黒田裕樹 #qvcTopkk[ 編集]
黒田裕樹様>

アシさんとは家族同然の付き合いになりますからねー。
酸いも甘いも極めてるかもしれません

大事な人たちです。

2010/01/11(月) 11:27 | URL | 佐佐木あつし #-[ 編集]
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