イメージの思い込みから来る恐怖

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漫画論、国際交流、思い出、それにくだらない話からオカルトまで、様々な「気づき」を綴っていきます
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昨日の夜の事

弟子と二人つつましやかに
事務所で鍋をつつきながら呑んでいた時


グラスになみなみ入った焼酎のオレンジジュース割(爆)に
浮かんだ大きな氷を見て、弟子が急にこう言った。


「この氷、このままほっといて全部溶けても
 お酒はあふれださないってホントですか?」

「何とかの法則ってやつで・・
 だから、北極の氷が全部溶けても水位は上がらないって」





Σ(゚Д゚)ガーン
その時佐佐木の脳裏に浮かんだのは
昔、読んだ少年マガジンのカラー口絵で小松崎茂先生が
お描きになった一枚のイラスト。

それは温室効果で極点の氷が溶けて
大都市が洪水に呑みこまれていくといったもの。


「そんなこと無いだろう、だって昔、そんな絵を見たもん!」と佐佐木




こういう時は実験するに限るヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ



なんでも遊びにしてしまう悪い癖が出て
もはや鍋どころではなくなってしまってる。







グラスの氷を見つめつつ、しばし待つ師弟。
かなりアホっぽい状況である。






だが、氷が溶けても
確かに水位は変わらない。





佐佐木「いや、この実験そのものが間違ってる!」
   「北極の氷は海水、つまり塩水に浮いてるんだ」

弟子 「そうか!!浮力ですね!」


酔いが回ってきたのか、
訳のわからない因縁をつけ始める佐佐木、

自分から言い出したにもかかわらず水位上昇説に
賛同し始めたかのような発言をしだす弟子。

アホっぽさはどんどんエスカレートしていく。



海水とほぼ同等の塩水がなみなみとグラスに入れられ、
そこにぽっかり浮かんだ氷が再び用意される。






じっと実験の推移をみるアホ師弟。





鍋はすっかり冷えてしまっている。




実験の結果は・・・

















やはりこれも同じ。
水はコップからあふれ出すことは無かった。

だが・・






佐佐木からは、
あの小松崎先生のイラストが頭からどうしても離れない。





こうなるともう屁理屈しか出てこない。
何が何でも、あの小松崎先生のイラストを
成立させねばならんのだ!
佐佐木の漫画家脳がうなりをあげて
屁理屈を次々と生み出していく!


佐佐木「き・・・きっと北極の氷は地続きの部分と隣接してるから
    浮力とは関係ないんだ! (゚Д゚;)ノシ」

佐佐木「あるいは、その、じ・・・実験サイズの問題は?
    つまり、水面張力でなんとか保ってはいるがそれを
    地球サイズに換算したら
    実は大洪水レベルって事も・・・Σ(´曲`;)」

佐佐木「あと、時間だ!溶ける時間の速さによっては、
    つ・・・・津波が起こる!それが洪水となってだな・・
    その Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)」

佐佐木「コップにも問題があるっ!!
    海底にはエベレストを越すような山脈があって、
    それも考慮せねば実験そのものが・・
    なんていうか・・な・・な・・わかるだろΣ(_∪ __;)」








賢明なる諸兄にはとっくにお気づきの事と思うが、
佐佐木の言いがかりは、
そもそもがダブルスタンダードなのである。


小松崎先生の絵は北極のみではなく南極から氷河地帯まで
すべてが溶ける温室効果の恐怖を描かれており、
北極限定のものではない。

北極の氷が地続きという屁理屈も、そもそもの問題が
グラスの氷が解けても水はあふれないという
テーゼから離れ始めており。




水面張力だ時間だ海底山脈だのは単なるたわごと以外の何物でもない。



しかし、頭に残った映像のイメージは恐ろしい。
結果だけ(イラスト表現)を直感的に認識してる為
普段ならわかりそうな事も簡単には容認する事が出来ない。


思い込みの恐ろしさを改めて実感した夜だった。








アルキメデスの原理 (うぅ・・小学校で習った記憶が・・)


以下、一応数式ナリヨ


F=-pVg 

 
F:浮力[N]、P:水の密度[kg/m3]、
V:物体の水没している部分の体積[m3]、
g:重力加速度[m/s2]






ちなみに、現在騒がれている温室効果による気温の上昇ですが
地球規模でみると実は一過性のもので
本来、現在は地球レベルで見ると氷河期にあたるって知ってました?




これは、思い込みじゃなくてホントの事です。
なぜなら、火山活動の活発化による炭酸ガスの増減によるなんたらかんたらで・・・・・・・


snap_gekiuchi_20101412333.jpg





ああ・・今夜も眠れない。


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この記事へのコメント
そうなんですよ!!!(いきなりすみません)
環境破壊だなんだと言われているんですが
長い期間で見ると地球の氷河期なんですよね

TVでエコだのと騒いでいるのはきっと企業の戦略とか。。。

コップの氷の話、面白かったです^^
2010/01/07(木) 17:05 | URL | 屋炉 #YeFwB4VE[ 編集]
思い込みというのは怖いですね。
屋炉様の仰るとおり、地球温暖化による環境破壊というのも「?」ですし、二酸化炭素ばかりが悪者にされているのも、綱吉や意次と同じにおいを感じます。

思い込みをせずに、第三者の目で見て物事を判断する。そのうえで、自分自身や身内、あるいは自分の住む街や国にとって益になるかどうかを見極めて結論を述べる。

私の歴史観は以上のようにして編み出されています。
2010/01/07(木) 21:15 | URL | 黒田裕樹 #qvcTopkk[ 編集]
ガーン!(゜Д゜;)

言われてみりゃそうかも…(´ω`)キヅカンカッタ

コップの中で水に浮かんだ氷が溶けても水が溢れないのは知っていたのに、北極や南極の氷が溶けると水位が揚がるなんて思っちゃったのはナゼなんだろう(´・ω・`)

やはり幼い頃に見たマンガで、北極の氷が溶けた結果、東京タワーをバックに津波が起きていて、人が狂気の状態で逃げまどう姿の挿絵があったのだが、今もその挿絵が脳裏に焼き付いているのだろうか…


…って、もしかして同じマンガかなぁ?(・∀・)
2010/01/08(金) 08:07 | URL | 神龍 #-[ 編集]
屋炉様>

CO2の排出量さえ売り買いできる
利権が発生しますからね。
恐ろしいと言えば恐ろしい世の中です。

物質の状態が変化(氷→水→水蒸気)する事を
相転移と言いますが、物質では温度が
低い時に起こる相転移(水なら氷の状態)が
一番安定してます。

イコールではないにしろ
太陽熱だCO2だという言葉も
お金という形で相転移してる間は
安定などしないかもですね(笑)
2010/01/08(金) 11:35 | URL | 佐佐木あつし #-[ 編集]
黒田裕樹様>

アルキメデスなどは深い所まで行ってなくても
何となく概念で小学校の時に習ってるんですけどね。

知らない間に何かのイメージに縛られて
身動きが取れなくなる。

先生の分野で言うなら
統帥権あたりなどもそんな感じでしょうか。

「気がつかないうちに・・」

このキーワードの怖さはそこなんだと思います。
2010/01/08(金) 11:44 | URL | 佐佐木あつし #-[ 編集]
神龍様>

でしょー!でしょー!!

同じ問題でもカタチが変わると
わからなくなる時ってあるよね。



ふふ、多分同じ絵をみたんだね(爆)

2010/01/08(金) 11:46 | URL | 佐佐木あつし #-[ 編集]
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